2008年06月17日
十年目のマイウイスキー贈呈式。
10年前に、ニッカ余市蒸溜所で行われた1泊2日の「マイウイスキーづくり」に参加したことは、以前に書いた。
C. W. ニコル氏が発案されて、その後、バーや酒販店の関係者、メディアなどを対象にした画期的な「体験ツアー」のイベントになり、1998年からは一般のウィスキー好き向けの定番「マイウィスキーづくり」となったと記憶している。
先週末、「十年目のマイウイスキー」贈呈式の案内状が届いた。

12月第1週の休日に、余市蒸溜所で、1998年4月から11月の半年間に開催された「マイウイスキーづくり」の参加者たちに、自分たちで樽詰めした、それぞれの回毎に樽番号が違う「体験ツアー記念ボトル1本」(余市シングルカスク10年)を贈呈(欠席者には送付)して戴けるそうだ。
当日は、ほかの回の人たちが樽詰めした原酒をお互いに試飲し合うことができるということなので、今から楽しみにしている。
10年前の「マイウィスキーづくり」の仲間たちと再会できるのも嬉しいことだ!
C. W. ニコル氏が発案されて、その後、バーや酒販店の関係者、メディアなどを対象にした画期的な「体験ツアー」のイベントになり、1998年からは一般のウィスキー好き向けの定番「マイウィスキーづくり」となったと記憶している。
先週末、「十年目のマイウイスキー」贈呈式の案内状が届いた。
12月第1週の休日に、余市蒸溜所で、1998年4月から11月の半年間に開催された「マイウイスキーづくり」の参加者たちに、自分たちで樽詰めした、それぞれの回毎に樽番号が違う「体験ツアー記念ボトル1本」(余市シングルカスク10年)を贈呈(欠席者には送付)して戴けるそうだ。
当日は、ほかの回の人たちが樽詰めした原酒をお互いに試飲し合うことができるということなので、今から楽しみにしている。
10年前の「マイウィスキーづくり」の仲間たちと再会できるのも嬉しいことだ!
タグ :余市蒸溜所マイウイスキーづくり
2008年06月11日
シングルモルト余市1987。
本日発売された「余市1987 ノンチルフィルタード」を味わい楽しむために、南青山にあるブレンダーズ・バーへ出かけた。
ご存知のように、WWA 2008のTHE WORLD'S BEST SINGLE MALT WHISKY を受賞した「シングルモルト余市1987」を記念して発売された「ノンチル版」である。
生れついてくじ運がない(笑)ので、ネットショップの予約申込みの抽選に外れてしまい、当然ながら近所の酒屋にあるはずもなく、今回は入手できなかった。
写真の左が「余市1987」、右が「ノンチル」。どちらも55%である。

当たり前だけれど、ノンチルはゴールド色あるいはオレンジ色が、見て分かるくらい濃い。
ピート香もフルーツ香も、微妙な程度だが強くて豊かだ。
途中から「余市20年」(52%)を追加。

下の写真は、5月に行われた「余市1987」2種のテイスティング会のときの久光哲司チーフブレンダー。
佐藤茂生マスターブレンダーもご同席されていて、「シングルモルト余市1987」の世界一に、お二人とも感慨無量のご様子であった。
我々、日本のウイスキー好きにも嬉しい受賞だ。

4月に行われたWWAの表彰式に出席された久光氏の話では、「ニッカ」が呼ばれた瞬間、一瞬会場には冷たい空気が流れたという。
本場スコットランドのウイスキーが、東洋の小島のサムライに負けた!
古い例えで恐縮だが、柔道が正式競技として初めて採用された東京オリンピックの最重量級において、外国人が日本代表を下して金メダルを取ったことが、自他共に柔道を「お家芸」と認める日本にとって、計り知れない衝撃をもたらしたのと同じようなショックだったと推察する。
西欧と北米と東洋の島国の飲み物であるウイスキーが、BRICsの台頭に伴って国際化を果たして「世界の酒」となる道の途中の必然の出来事なのだろうか?
竹鶴威相談役は、NIKKA倶楽部メールマガジン「From the Barrel 72号」に、次のようにお書きになっている。
(抜粋)
私の手元に英紙・サンデータイムズのコピーが届いたのだが、そこには
Ochone! Japanese whisky is voted the best in world.
と書かれていた。
「なんてことだ! 日本のウイスキーが世界一に選ばれた」
というものであるが、あちらにしてみれば相当なショックであるに違いない。
昔、スコットランドへ出かけたとき、「日本にウイスキーがあるのか?」と言われたことがあった。
言葉の裏には、「日本のウイスキーは本物ではない」という揶揄があったのかもしれない。それが世界一になったのだから驚きを隠すことはできないであろう。
もし、政孝親父が存命だったら、このたび何と言ったであろうか。
「いいものをつくれ!」が口癖ではあったが、
「スコッチウイスキーを超えるものをつくれ」と言うことは一度もなかった。
明治の人間である。「三歩下がって師の影を踏まず」の思想があったのではないだろうか。
私には、政孝親父がひたすら喜ぶ姿は想像できない。世界一になったからと慢心せず、より品質の良いウイスキーをつくるよう諭されたに違いない。
ご存知のように、WWA 2008のTHE WORLD'S BEST SINGLE MALT WHISKY を受賞した「シングルモルト余市1987」を記念して発売された「ノンチル版」である。
生れついてくじ運がない(笑)ので、ネットショップの予約申込みの抽選に外れてしまい、当然ながら近所の酒屋にあるはずもなく、今回は入手できなかった。
写真の左が「余市1987」、右が「ノンチル」。どちらも55%である。
当たり前だけれど、ノンチルはゴールド色あるいはオレンジ色が、見て分かるくらい濃い。
ピート香もフルーツ香も、微妙な程度だが強くて豊かだ。
途中から「余市20年」(52%)を追加。
下の写真は、5月に行われた「余市1987」2種のテイスティング会のときの久光哲司チーフブレンダー。
佐藤茂生マスターブレンダーもご同席されていて、「シングルモルト余市1987」の世界一に、お二人とも感慨無量のご様子であった。
我々、日本のウイスキー好きにも嬉しい受賞だ。
4月に行われたWWAの表彰式に出席された久光氏の話では、「ニッカ」が呼ばれた瞬間、一瞬会場には冷たい空気が流れたという。
本場スコットランドのウイスキーが、東洋の小島のサムライに負けた!
古い例えで恐縮だが、柔道が正式競技として初めて採用された東京オリンピックの最重量級において、外国人が日本代表を下して金メダルを取ったことが、自他共に柔道を「お家芸」と認める日本にとって、計り知れない衝撃をもたらしたのと同じようなショックだったと推察する。
西欧と北米と東洋の島国の飲み物であるウイスキーが、BRICsの台頭に伴って国際化を果たして「世界の酒」となる道の途中の必然の出来事なのだろうか?
竹鶴威相談役は、NIKKA倶楽部メールマガジン「From the Barrel 72号」に、次のようにお書きになっている。
(抜粋)
私の手元に英紙・サンデータイムズのコピーが届いたのだが、そこには
Ochone! Japanese whisky is voted the best in world.
と書かれていた。
「なんてことだ! 日本のウイスキーが世界一に選ばれた」
というものであるが、あちらにしてみれば相当なショックであるに違いない。
昔、スコットランドへ出かけたとき、「日本にウイスキーがあるのか?」と言われたことがあった。
言葉の裏には、「日本のウイスキーは本物ではない」という揶揄があったのかもしれない。それが世界一になったのだから驚きを隠すことはできないであろう。
もし、政孝親父が存命だったら、このたび何と言ったであろうか。
「いいものをつくれ!」が口癖ではあったが、
「スコッチウイスキーを超えるものをつくれ」と言うことは一度もなかった。
明治の人間である。「三歩下がって師の影を踏まず」の思想があったのではないだろうか。
私には、政孝親父がひたすら喜ぶ姿は想像できない。世界一になったからと慢心せず、より品質の良いウイスキーをつくるよう諭されたに違いない。
タグ :竹鶴威
2008年06月03日
冷却器@余市蒸溜所。
お馴染みの余市蒸溜所のポットスチル。

蒸溜室と壁を隔てた別室にあるために、あまり見る機会がない余市の冷却器(コンデンサー)。
ポットスチルから出たラインアームが壁を貫通して、冷却器につながっている。

冷却器の内部 (この日は冷水が張られていなかった)。
旧型の「ワームタブ」型で、重い酒質のウイスキーになるとされる。

こちらはよく見かける「シェル&チューブ」型で、酒質が軽くなるという。

参考までに、宮城峡蒸溜所の「シェル&チューブ」型冷却器。

下の写真は、山崎蒸溜所の「シェル&チューブ」型冷却器。
山崎には「ワームタブ」型もあるが、写真が見つからない。(整理が悪いなぁ!←恥)

蒸溜室と壁を隔てた別室にあるために、あまり見る機会がない余市の冷却器(コンデンサー)。
ポットスチルから出たラインアームが壁を貫通して、冷却器につながっている。
冷却器の内部 (この日は冷水が張られていなかった)。
旧型の「ワームタブ」型で、重い酒質のウイスキーになるとされる。
こちらはよく見かける「シェル&チューブ」型で、酒質が軽くなるという。
参考までに、宮城峡蒸溜所の「シェル&チューブ」型冷却器。
下の写真は、山崎蒸溜所の「シェル&チューブ」型冷却器。
山崎には「ワームタブ」型もあるが、写真が見つからない。(整理が悪いなぁ!←恥)
2008年06月02日
美味しくなぁ〜れ!
ニューポットを新樽に詰めて、貯蔵庫に運び入れる。
「マイウィスキーづくり」参加者全員の思いは、ひとつ。
10年後、美味しいウィスキーになぁ〜れ!
蔵の守り神様、よろしくお願い致します。
タグ :余市蒸溜所マイウイスキーづくり
2008年05月29日
シングルカスク余市12年@マイウイスキーづくり。
余市蒸溜所で行われている「マイウイスキーづくり」のカリキュラムに、今年から「シングルカスク余市12年」5種のテイスティングが追加された。
・フルーティ&リッチ
・ピーティ&ソルティ
・シェリー&スイート
・ソフト&ドライ
・ウッディ&バニリック
参加者のアンケートで、余市原酒のテイステイングへの要望が多かったのだという。
一方で残念なのは、原酒直売所で限定販売していた「シングルカスク余市12年」が近日中に終売になり、かわりにシングルモルト余市3種(「シェリー&スイート」「ピーティ&ソルティ」「ウッディ&バニリック」)と「カフェグレーン」がラインアップされるそうだ。
余市でもカフェグレーンが手に入るようになるのは嬉しいが、カスクウイスキーを試飲し、自分好みの樽番号の1本を購入する楽しみがなくなってしまうのは寂しい。
タグ :余市蒸溜所マイウイスキーづくり



